株式会社ピッグファーム嶺石は、宮崎県小林市で豚の一貫生産/管理をしています。
豚はとてもデリケートな生き物なので衛生管理はとても重要です。
各ステージ(分娩舎・隔離舎・離乳舎・肥育舎)ごとに作業着を
はじめ長靴にいたるまで全て衣替え・消毒しています。
人工授精の前に精液は顕微鏡でチェックし100%人工授精を行ってます。
使用している精液にもこだわっており、自農場で採取し希釈しています。
これは安全性、衛生面、疾病対策にも繋がっています。
母豚にとって分娩はとても大変なことです。
また農場内で一番小さな子豚が過ごす場所なので、
分娩舎ではできるだけ豚にとって快適な環境になるようにしています。
離乳舎は子豚が母豚から離されてから過ごすステージになるのでとても気をつかうところです。
管理者が子豚達のお母さんにならなくてはいけません。
最初、導入されたばかりの子豚はエサや水の場所が分からないので、管理者が頻繁に給餌器にエサと水を入れてあげて教えていきます。
このステージでたくさんの餌と水を飲まないと良質な赤肉ができません。
まるまるとした仔豚をめざしています。
離乳舎から来た健康な子豚を丸々大きく美味しくするのが肥育舎です。
肥育舎では豚飼育の基本を大事にしています。
「新鮮な空気」「新鮮な餌」「新鮮な水」を毎日に与えて管理し、
豚が病気になってしまうと肉が緩くなってしまい美味しくならないので疾病対策もしっかり行っています。
体重を測って適正なものを出荷しています。
出荷をする際も豚が傷つかないように必要以上にストレスをかけないよう優しくトラックに誘導していきます。
最後まで豚への感謝と愛情を込めて接するようにしています。
豚にも良い水を飲ませたい思いから、
土然ヶ丘の麓の地下水を汲み上げいます。
子豚用は、穀物原料と植物性タンパク質をバランスよく配合した飼料を与えています。
種豚用は、母豚と胎児に必要なアミノ酸やビタミン・ミネラルをバランスよく配合した飼料を与えています。
安全で清潔な豚肉を届けるために
まず第一の衛生対策として、外部から侵入する疾病防止のために来場者(もちろん農場スタッフも)の車両の消毒と履物を替えています。
そして、手のアルコール消毒後、作業着・靴下・帽子・長靴に着替えてから場内に入ることができます。
第二の対策は豚舎間や豚群間の疾病感染を防ぐために各豚舎専用の作業着に着替え更に豚舎出入り口からその豚舎専用の長靴に履き替えなければなりません。
臭わないよう細心の注意をはらっています。
地域に配慮した糞尿処理設備を導入しています。